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スリップウェアに吸い込まれた日〜島根・湯町窯の器とShakeHands的視点〜

こんにちは!

ShakeHands浜大津 広報担当です。

このあいだ、ふらりと島根の湯町窯に行ってきました。

目的は、器。

しかもただの器ではありません。

民藝界のアイドル(と勝手に呼んでいる)「スリップウェア」が見たくて見たくて、ついに足を運んでしまいました。

お店に入った瞬間から、視界が“うつわ”まみれ。あれもかわいい、これもいい、と心のシャッターが止まらず、目が忙しい。 写真のようにずらりと並ぶ器たちの中でも、やっぱり目を惹くのはスリップウェア。

あの、筆で描いたような、流れるようなにょろにょろ模様。

これは「化粧土」を使って模様を描く技法で、ひとつとして同じ模様がないのが魅力。 ただ……お値段はけっこう、します。 目の前のプレートに「¥7500」のタグを見たとき、財布の紐もそっとスリップしました。


でも、でもですね、湯町窯の器は一枚あるだけで食卓が本当に変わります。

朝ごはんがカフェごはんになります。納豆ごはんがアート作品になります(※個人の感想です)。 民藝の「用の美」という考え方が、ここにはしっかりと息づいていました。 美しくて、日常でちゃんと使えて、しかも丈夫。

まさに、**「就労支援の現場で目指している“手仕事の尊さ”とすごく重なる」**と感じたんです。 実は、私たちShakeHandsでも「使えるデザイン」「伝わるイラスト」を就労支援の一環として制作しています。


スリップウェアのように、誰かの暮らしに溶け込んで、ふとした瞬間に笑顔を生むような——そんな作品を届けていけたらと、しみじみ思ったのでした。


まとめ:高いけど、心がじわじわ豊かになる器 湯町窯の器は、決して安くはないけれど、眺めてよし、使ってよし、語ってよし。 デザインにこだわるすべての人に、民藝の力をそっとおすすめしたいです。 そして、民藝やクラフトが好きな方、もしかしたらShakeHands東京やShakeHands大阪の制作物にも、ちょっと似た“気配”を感じてもらえるかもしれません。 ——次の民藝遠征はどこにしようかな、と考えながら、今日もPhotoshopを開く私なのでした。

 
 
 

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