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路面電車と新緑と、ShakeHandsの春

ついこの間まで桜が満開だった通り。その下をゆっくりと走っていたのは、カラフルなラッピングが目を引く路面電車。でも今、同じ場所を見てみると——



葉桜が青々と枝を広げ、車両の窓に緑がやさしく映り込んでいました。季節って、こんなにも静かに、でもしっかりと移り変わるものなんですね。


春の初めには、ShakeHandsにも新しい仲間がやってきました。「就労ってなんだろう」「自分にできる仕事ってあるのかな」そうやって少し不安そうにしていた利用者さんたちも、少しずつ環境に慣れ、デザインやイラストの仕事に取り組む姿が日々見られるようになってきました。


ShakeHandsは、B型作業所としてデザイン・イラスト制作を通じた就労支援を行っています。一般的な作業所とは少し違ったアプローチかもしれませんが、「好き」や「得意」がそのまま「仕事」につながる体験って、誰にとっても希望のひとつになるはずだと信じています。

外の景色が冬から春へ、そして新緑へとうつろっていくように、私たちの支援の現場でも、利用者さん一人ひとりの「変化」がそっと芽吹いていくのです。

新緑のまぶしさに目を細めつつ、今日も路面電車は走っていきます。

そのスピードは決して速くないけれど、確かな前進。


わたしたちShakeHandsも、同じように一歩ずつ、障がいのある方の「はたらく」を支える存在であり続けたいと思っています。

 
 
 

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