滋賀県内初！！
民家型の（高齢者・障がい者）共生型デイサービス始めました！！

野洲市内にて高齢者向けデイサービスを運営しており、去年より障がいを持つ方によるデイサービスのお仕事（食事の配膳・掃除・高齢者との話し相手など）の手伝いを受け入れていました。そして、数ヶ月経験してみて感じたことは「高齢者、障がい者、そして私達スタッフが同じ場所で仕事をし、生活することに何の違和感もない」ということでした。それぞれ弱みもあるけれども、お互いを気遣い合い、会話を楽しみ、生活の中で楽しみを見つけるということに日々喜びを感じています。

現在、滋賀県内には高齢者と障害者を同時に受け入れるデイサービスは1か所ありますが、大型の施設のみで、まだまだ周知されていない現状です。しかし、私は小さな施設こそが共生型施設となるべきではないかと考えており、これからの世の中に必要とされる形態だと考えています。

そんな中で、私達は共生型デイサービスとしての社会的な責任を持ち、より多くの人々に高齢者と障害者が同じ空間にいることの良さを伝えていけるようにと、2020年9月1日から「共生型デイサービス」としての認可をとることとなりました。（共生型デイサービスとしては県内2例目と聞きました）また、私達の信念として、「生きがい」を感じられるような活動も取り入れたいと思い、利用者とスタッフ全員で協力し合い、「自家焙煎珈琲」の製造販売も始めることとしました。（この活動から得られた収益は全て利用者の工賃やイベント代などで還元します。）

高齢者と障がい者による衝突や、対応の複雑さなどでたくさんリスクがあると躊躇している法人がほとんどかとは思いますが、より多くの施設が共生型を取り入れて全ての人が「生きがい」と「やりがい」を感じられることを願っています。

大変お忙しいとは存じますが、私達の活動をご取材いただき、報道の力で「小さくても、高齢者・障がい者が同じ空間で楽しく過ごしている施設がある」ということを多くの方に知らせて頂ければ幸いです。

何卒、宜しくお願い致します。