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障害者施設の利用者
草津市美術展覧会で入賞!
2022年11月12日
ShakeHands
障害者ということを臥せた上で、自身の描いた絵を出展し、見事に入賞を果たした
今回、記者様にご連絡を差し上げたのは弊社の障害者施設に通う利用者が、障害者ということを臥せた上で、自身の描いた絵を出展し、見事に入賞を果たしたためです。作品の展示は下記の通りです。
多くの障害者施設は、障害者だということを前面に出すことで美術作品の価値を高めることをされていることが多いのですが、彼の場合は健常者か障害者かという括りを無くした上で、1人の人間として評価されたいと願い挑戦することとなりました。
私は、現在の福祉業界はある意味福祉という枠組みを自分達で設けて、福祉同士の繋がりでのみ広げている点があると感じています。
しかし、本来は健常者か障害者で客観的見方までも変える必要はなく、「障害者が描いたから絵が素晴らしい」ではなく「素晴らしい絵を描いたのがたまたま障害者だった」となるべきだと考えています。
今回の件を通して、多くの方に彼の絵を知ってもらうことによって「障害福祉とは何なのか」ということを考えて頂くきっかけになれば良いと考えております。
もし可能であれば、草津市美術展覧会にお越し頂き、ぜひ彼の絵を見て頂けないでしょうか。そして、記者様が感じたことや彼との話で思ったことを記事にして頂けると幸いです。
お忙しいとは存じますが何卒宜しくお願い申し上げます。
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