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トプカプ宮殿の宝物殿にて─時を超えて輝き続けるオスマン帝国の遺産〜イスタンブール旅行記⑩

こんにちは、Shake Hands浜大津のチンアナゴです!


イスタンブールのトプカプ宮殿内、宝物殿に入ってみました。

ここは、かつてオスマン帝国のスルタン(皇帝)たちが住まいとしていた宮殿の一部であり、現在では国宝級の装飾品や宝石類が数多く展示されています。 一歩足を踏み入れると、目に飛び込んでくるのはまばゆいばかりの金銀、宝石、そして極めて繊細な工芸品の数々。

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展示の中でも特に目を引いたのが、「スプーンダイヤモンド(Spoonmaker’s Diamond)」と呼ばれる一品です。 その大きさ、なんと86カラット。

雫型のダイヤモンドの周囲を小粒のダイヤが取り巻き、まるで一点の光が空間に浮かんでいるかのような存在感を放っていました。 このダイヤには、ある有名な逸話が残されています。 昔、ある漁師がこのダイヤを海辺で拾い、それがただのガラス細工で宝石だと気づかずにスプーン3本と交換してしまったという話です。 現在では数十億円の価値があるとも言われており、そのスケール感と物語性に、思わず「宝物とは何か」と考えさせられます。


他にも大粒過ぎるエメラルドが埋め込まれた豪華な宝剣。 もはや武器というより「持ち歩く芸術品」といえるほど、細部まで精緻な装飾が施されています。


日本の宝物殿に見られる“静けさと侘び”の美とは対照的に、トプカプ宮殿では「力強さと豊かさ」を前面に押し出した宝物たちに出会うことができました。 もちろん、どちらが優れているというものではありません。 文化や美意識の違いが、こうして宝物の形にも表れているのだと思うと、異文化に触れることの面白さと奥深さを改めて感じました。

 
 
 

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